カンジタ膣炎の原因

 

カンジタ膣炎の発症は、自発的発症と他からの感染による発症の2パターンがあります。

 

自発的発症によるカンジタは健康状態の不調などにより、膣内のカンジタ菌の状態が変化することで発症するものです。 一方、他からの感染によるカンジタ膣炎は、主に性行為によって菌感染することで発症するものになります。

 

自発的発症によるカンジタ膣炎の主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。

 

・免疫力の低下による発症
風邪や疲れの影響などで免疫が低下した状態にあると、真菌は増殖しやすくなります。

 

・抗生物質の使用による発症
抗生物質を使用によって性器を守っている細菌が死滅してしまうと、真菌は増殖しやすくなります。 一般的に抗生物質飲用後、1~2週間してかゆみが始まることが多いと言われています。

 

・月経前(黄体期)/妊娠中/ピルの服用などによる発症
ホルモンバランスの変化により膣粘液の自浄能力が低下することで、常在菌が増殖する場合があります。 特に妊娠中は体調や膣内の環境が変化しやすいことから、カンジダ膣炎にかかりやすい状態にあると言えます。

 

※妊娠中の体調や膣内の具体的な変化について
・つわりなどの影響から体力が低下する
・体温が高くなり汗をかきやすくなる
・下着で覆う面積が広くなるため蒸れやすくなる
・膣内が酸性からアルカリ性になる
・おりものが増える

 

こうした変化からカンジタ菌も増えやすくなると考えられていますが、胎児への影響などを心配する必要はありません。 出産までに治療を進めることができれば自然分娩も問題なく行えます。 医師と相談の上、しっかりと治療を行っていきましょう。

 

他からの感染により発症するカンジタ膣炎の主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。

 

・性行為による発症
性交パートナーの性器にカンジダが増殖していると、性行為によって感染する場合があります。 但し、性行為によるカンジタ感染の可能性は全体の数%程度で、非常に低いと言われています。

 

・皮膚環境の不衛生による発症
通気性の悪い素材の下着や衣類の着用により陰部が蒸れることが、発症に影響する場合があります。