病院でのカンジタ膣炎の検査

 

病院でのカンジタ膣炎の検査は、問診を受けた後、下着(パンツ)を脱いで診察台に上がり、膣分泌物を綿棒でこすり取る...といった内容です。 採取された膣分泌物は顕微鏡で見たり培養するなどして調べられます。

 

また、病院での治療では、膣内をよく洗浄した上でカンジダ真菌を抑える「抗真菌薬」と呼ばれる膣剤を膣の中に入れるのが一般的です。 腟剤投与は、600mg1回投与と100mg7回投与があります。

 

膣剤としては「オキナゾール(硝酸オキシコナゾール)」が、外陰のカンジダに対しては外用剤の「ニゾラール(一般名ケトナコザール)」がよく用いられています。

 

オキナゾールには、カンジダ菌の細胞膜に対する殺菌作用と発育を阻止することにより、カンジダ膣炎からくる炎症やかゆみを抑える効果のあるお薬です。 カンジタ以外にも、水虫の治療などに用いられるお薬として知られています。

 

カンジダ膣炎は感染症ではありますが、性交渉において感染する性病とは異なり、性行為がなくとも発症します。 カンジダ腟炎の原因となるのはカンジダ真菌ですが、これは膣内の常在菌としても知られているカビの一種です。

 

カンジダ膣炎は、このカビの一種であるカンジダ真菌が異常に増え過ぎてしまうことで発症する病です。 つまり、感染症と呼ばれていても性感染症とは原因が全く異なります。

 

性病という認識から恥ずかしくて病院に行けないという方もいるようですが、カンジダ膣炎は性病ではないという正しい認識をもち、1日も早く診察を受けるようにしましょう。

 

現在、カンジダ膣炎の検査は、カンジダ検査キットを用いることで自宅で行うこともできます。

 

健康な状態の膣内はPHは3.5前後と強い酸性の状態にあり、外部から菌が入ってきても繁殖できない状態を保っています。 ですが、膣内がPH4.5の状態となると、真菌などが繁殖しやすい環境となるためカンジダ膣炎を発症してしまいます。

 

このPHを自宅でチェックできるのが、カンジタ検査キットのバジシルです。 バジシルは幅5mmほどのPH感知スティックで、このスティックを膣内に挿入しPHが4.5以上ならカンジタ膣炎と判断することができます。